チームでロボット開発を行い 世界の農業の課題を解決する

採用情報

執行役員 兼 最高ロボット開発責任者
高辻 克海


プロフィール
高専でロボコンに出場し、全国優勝
福岡県福岡市出身、1998 年生まれ。幼い頃からものづくりに興味があり、中学校卒業後北九州工業高等専門学校の電子制御工学科に入学。高専入学後はロボコンチームに所属し、2014 年から2018 年までの5 年間ロボット製作に没頭。2015 年から2018 年は4 年連続で高専ロボコン全国大会に出場し、2017 年大会では全国優勝を果たす。

世界のロボコンでも3位入賞

高専卒業後は北九州工業高等専門学校の専攻科に入学し、中国で開催されるロボットコンテスト、Robomaster に参加するなど海外でのコンテストにも参加。Robomaster ではロボットがゴルフボールを射撃し合う競技のため、より頑丈で確実に競技をこなせるロボットを製作する必要があり、高専ロボコンとは異なる思想でロボットを製作。

ロボット開発経験を活かし、企業のプロトタイプを製造

専攻科入学後はこれまでのロボット開発経験を活かし、学内のベンチャー企業、NextTechnology でロボットや装置の開発にも携わる。機構の設計や部品加工の経験が比較的多く、主にロボットの機械分野を担当するが、制御や回路分野の知見もあり幅広く対応可能。

技術を活かし、農業の課題解決のためベンチャーに参画
ロボコンで気付きあげた技術と思想を活かしてロボット開発で日本の農業に貢献したいという想いから、農業課題を解決するために農業ベンチャー「AGRIST株式会社」に参画。ロボット開発のスペシャリストとしてチームに貢献。

ロボット開発で農業を変える



私は、AGRISTで最高技術責任者という役割を担っています。自らプロトタイプの設計・製造に関わりながら、全体の開発マネジメントを含めてロボット開発に関係するプロジェクト全般を推進しています。

自分の専攻は、プログラミング開発を行うソフト分野でしたが、高専のロボコンでリーダーになるという経験を通じて、ロボットの設計や開発を行うようになりました。ですので、ソフトとハードの両方の開発を統率しながら、プロジェクトを遂行しています。

自分が関わることで、世界の農業の課題を解決するロボット開発を実現したいと考えています。

農業と日本の未来をつくる

社会に対して、自分の強みを活かして農業という分野で貢献できることに喜びを感じています。その背景には、祖父の存在があります。

私の祖父は家庭菜園をしていて、夏休みになると祖父の家に行って手伝い、そこで採れた野菜をその日に食べるという経験はしていました。子供の頃に、そのような体験した農業に対する想いがあり、これから農業に関わっていきたいと考えています。

これまでの農業には、人の力で育て収穫していた部分がまだまだあります。そこにロボットを導入することに夢を感じ、これからの日本の未来をつくる一員になるという部分にもワクワクしています。

農業の現場でロボット開発をする意義



高専で自分の進路を考えている時、働く意味をどう見出していくのかということを考えていました。その中で、大企業に就職して製品開発しても、成果物やその成果に対する貢献度のようなものを感じにくいのではないかと考えていました。

その点、宮崎県新富町でのロボット開発は全く違います。実際に農作物を栽培・出荷している農家さんのハウスに来て、一緒にロボットを作っていると、その場で自分に対するフィードバックを得られますし、その場で喜んでもらえるので、自分の価値をすごく感じることができます。

高専からロボット開発に没頭

私の出身は福岡県福岡市、育ったのは福岡県田川市で、中学卒業後は北九州高専に実家から通っていました。高専に入学してすぐ、ロボコンを作る部に入り、そこから5年間ずっとロボットを作り続けていました。

その後は、ドローンメーカーとして有名なDJIが主催する「RoboMaster」という世界規模のロボコンのチームに参加して、中国で開催された規模の大きいロボコンにも出場しました。ロボマスターに参加したチームは、福岡にあるベンチャー企業が運営していて、ロボットをつくる有志が集まってできた団体です。そこで、世界を目指してロボットをつくり、昨年は世界大会でベスト16まで進出できました。

ロボット開発はチーム力が鍵

元々、車やバイクが好きで、機械やモノ作りが好きになり、ロボット開発にのめり込みましたが、一緒に開発したメンバーが良かったのだと感じています。同じ目標を持った人たちが集まっているので、みんなんで切磋琢磨しながらロボットを作っていくっていう感じが喜び変わりました。

ロボコンは、チームで役割分担をして作るため、他の一般的な運動部とかと比べるとチーム運営の色が強いと感じています。そこで、団結して何かを成し遂げるというところも魅力でした。AGRIST でも、そういうチームをつくっていきたいです。

外から人が集まる宮崎県新富町の魅力

北九州高専と宮崎県新富町とのつながりから、AGRISTのロボット開発に参加させてもらうことになりましたが、実は私の母が宮崎県延岡市の出身ということもあり、運命というか何か縁を感じました。

実際に、宮崎県新富町に来てみると、地域の人たちの人柄が良く、外から来た私を受け入れてくれました。地方でよく聞く、外者を受け付けない排他的なイメージは全く無いです。実際、地域には多くの移住者がいて、自分らしい生き方・働き方を実現しようと、様々な事業にチャレンジしています。

私の地元でも色々チャレンジしようとしている人はいますが、多くの人が失敗しています。その原因は、人を集められなかったり、外部から人を呼んでも地元の人との軋轢が生じて帰ってしまったりしています。

そのような人と人とのネガティブな因子が少ないということは、宮崎県新富町の魅力だと思いますし、これから開発チームをつくっていく上で、大きなアドバンテージになると考えています。

チームとしてロボット開発で社会に貢献する


まずは、今の収穫ロボット開発を進めながら、農業の人手不足という課題を解決していきたいと考えています。そして、将来的には、AIを活用した農場の最適化や病気や不作の早期発見まで進化させながら、世界の農業の課題解決に貢献していきます。

そのために、共通のゴールを目指す、AGRISTという強いチームをつくっていきたいと考えています。

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